オーナー宅に訪問して、実際どうだったのか？ どんな風に訪問したか、自分の家造りの役に立った処などご紹介していきます。
まず、家造りを進めて行くと、いろんな処で情報を集めてくると思います。
それは、ハウスメーカーのパンフレットだったり、
住宅展示場を訪れてみたり、
あるいは、インターネットのホームページだったりすると思います。
さらには、実際にそのハウスメーカーで建てた人のSNS投稿などは、
参考になることがたくさんあるので、私もInstagramや、YouTubeなど、
たくさんの画像や動画を見ていました。
でも、実際のサイズ感や使用感などは、動画や画像では、よく解らなかったんです。
住宅展示場で体感しても、あまりに大きく立派過ぎて、想像するのが難しいなと思いました。
LDKの大きさはどのくらい欲しいのか？
トイレやお風呂の大きさはどのくらいあれば良いのか？など、
もちろん使う分には大きく広く使いたいが、
建てるとなると、予算や間取りなどで、大きく作れません。
必要最低限で無理なく使える大きさ広さが体感して知りたいのです。
そんな時に、実際に生活しているお宅に訪問して、
自由に見学したり質問できたりするのは、この上ない情報収集となりました。
私達が、一条工務店で建てたオーナーさんの、お宅訪問できたのは、全部で3軒。
私達が建てる家の参考になるべくなるようにと、3軒とも平屋の家を見学しました。
i-smartが2軒、GRAND SAISONが1軒でした。
家族構成などは、私達とは違うので、
部屋数、コンセプトなどは異なりますが、参考になった所は多かったと思います。
１軒目、横並びLDKのお家
まず一軒目は、i-smartのお宅から。
比較的若い夫婦２人暮らしのお家でした。
３LDKで、LDKが一直線の横並びになっていて、各部屋にLDKから直接入れる様な、あまり廊下の無い間取りになっています。
リビングの隣に和室が付いているので空間が広く感じられます。
LDKの突き当りがキッチンになってます。キッチンの向きが対面ではなく横向きなのですが、
ワイドカウンターのキッチンで、作業台も全面フラットなので、覗かれてる様な感じもなく横向きでもアリな感じです。
(ワイドカウンターのキッチンの説明はこちら)
カウンターの前に椅子を置けるスペースがあって、料理を作って、そのままカウンターで食事もできる。
フラットなキッチンの魅力的な使い方だと思いました。
あと、このお家は勾配天井がかっこよくて、
天井が高いリビングは広く感じられて、照明の使い方もお洒落に出来るので、
これも参考にしようと考えました。
他にもオーナーの方が率先していろいろ説明してくださり、ありがたかったです。
２軒目
２軒目もi-smartのお宅でした。
こちらは、入居前でもうすぐ完成というタイミングで、
内覧させていただきました。
まず、外観がフラットルーフと、太陽光の斜めの屋根で、左右で別れていて特徴的でした。
東側にLDKがあり、東西に長い廊下が伸びて
各部屋に移動できる間取りになっています。
洗濯物を干すスペースが充実していて、
収納場所も十分確保できているので、間取りも含めて広さなど参考になりました。
キッチンのカップボードの上の部分が窓になっていて、そこからの眺めが開放的で素晴らしかった。
３軒目
3軒目は、グランスマートの平屋で、広さは50坪位ある大きなお宅でした。
今は、ご夫婦で住んでいるみたいですが、近々、子供夫婦とお孫さんと共に生活するみたいで、5LDKの間取りになっていました。
スロープが付いた玄関ポーチから、建物の正面真ん中あたりにある玄関に入ると、
前と左に廊下が伸びています。
右側には、LDKに続くドアがあります。
このドアが天井まである大きなハイドアで、
高さがあってとにかくカッコいい！
ハイドアの先は、リビング・ダイニングがあり、
L字型に曲がってキッチンがあります。
LDKで25～26畳くらいありそうでした。
リビングの天井は勾配天井で開放感抜群。
さらに、引き戸で和室がすぐ横に付いていました。
奥にはダイニング、6人掛けのテーブルと椅子を置いても余裕がありそう。
そして、L型に曲がってキッチンがあります。
キッチンとカップボードの間は1.5マスほどの幅広になっています。
奥には土間付きの勝手口がありました。
キッチンから奥には寝室、風呂、脱衣所などがあり、
回遊導線で玄関に繋がっています。
玄関の左手には、長い廊下があって、突き当りは勝手口。
玄関の横は広々とした和室があります。
和室は、窓際に広縁があります。
広縁は、板間の縁側みたいな感じです。素敵ですね。
和室から廊下をはさんだ所に、寝室がもう一つ。
この寝室は収納が充実しています。
壁一面のシステム収納がありました。
こちらのお家は、ガス乾燥機が設置してあり、
太陽光の屋根が付いていますが、ガスも引いてあって、
キッチンのコンロもガス仕様になっていました。
ガス乾燥機だと、次の洗濯を回している間に、
乾燥できちゃうそうです。
こちらのお家、50坪あるので広いのですが、
回遊導線や、東西に伸びた廊下が長くて、
廊下の部分がもったいない感じがしました。
しかし、廊下沿いに収納を配置したり、いろんな工夫があって、
参考になる部分がたくさんありました。
オーナー宅訪問で感じた事
やはり、実際に生活しているお家を拝見できることは、
とても有意義で参考になりました。
住宅展示場では、広い空間や間取りになっていたり、
豪華なオプションでアピールしている部分もたくさんあって、
生活感などはあまり感じられませんが、
オーナー宅訪問で、生活の動線や、収納の仕方などや、
実際に暮らしていて、不便だったことなども伺えて、
これからの自分たちの家造りに活かされたと思います。
さらに、一条工務店のオーナーさんは、
皆さんたくさん説明してくださって助かりました。
こちらは、まだまだ勉強不足でしたので、
どんなことを聞いたら良いのかも分からない状態だったので、
目につく場所からどんどん丁寧に解説してくれたのは嬉しかった。
１軒目のワイドカウンターのキッチン、
２軒目の洗濯物を干すスペースの確保、
３軒目の収納の必要性など、
これらは参考にしました。
他には、勾配天井や、照明計画、クロスの種類なんかも、
気に入った所は少し似せて作ったかもしれません。
出来るだけ多く、オーナー宅訪問ができるのであれば、
営業さんにお願いして見に行きましょう。
皆さん優しく説明してくれると思います。
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