ついに始動した、おうちサウナ計画!
まず、サウナとは何なのか?
基本的な知識から学んでいきたいと思います。
サウナについて、基本的な知識が無いと、いざサウナに入った時に全然効果が得られない、
サウナを満喫できない事になってしまうので、
ここで、サウナについての知識・情報をインプットしていきたいと思います。
これを読めば、サウナの入り方、サウナのマナー、サウナに入ると得られる効果、
さらには、サウナに入ることによって起こる感覚「ととのう」とはどういうことなのかが分かると思います。
サウナとは
温泉など入浴施設にある、高温の部屋または小屋などを一般的にサウナと言います。
イメージとしては、
汗だくになって、ひたすら暑いのを我慢する大人たちの語らいの場所。
ちょっと前まではそんな風に思っていました。
でも、何のために入っているのか分からなかった。
実は、サウナに入ると、
脳疲労がとれる、頭が良くなる、アイデおアが湧きやすくなる、メンタルが安定する、
睡眠の質が向上する、目・肩・腰の疲労が取れる、肌が奇麗になる、やせやすくなる、
など様々な効果が得られるんです。
さらには、究極のリラックス状態の ととのう も体験できます。
そんな効果を得られるためには、サウナの正しい入り方を知っておくことが重要です。
ただ、暑い部屋で我慢をしているだけでは、本当の効果は得られません。
そんなサウナの入り方を、次で紹介します。
サウナの入り方
まずは、無理はしないで自分のペースでサウナに入ることが一番重要です。
サウナは急激な温度変化などから、心臓や血管に負担を掛けることになります。
心臓に疾患のある人や、高血圧の人、体調が悪い方も入ることは控えた方がよさそうです。
また、大量の汗をかくので、飲酒の後など脱水症状になる恐れもあります。
サウナの前には、たくさん水分補給をしてから入りましょう。
サウナに入ることとは、ただ暑いサウナルームに入るだけでは無かったんです。
サウナルームに入って体を温めた後に、水風呂に入る。
水風呂で冷やした後に、外気浴で休む。
サウナに入るとは、 サウナ→水風呂→外気浴 で1セット。
これを数セット(3~4セット)繰り返すことを言います。
これで、ととのうを体験でき、
さらには脳や体の疲労がとれたり、睡眠の質の向上・メンタルの安定など様々な効果を得られます。
1セットの目安として、
サウナ 5~10分
水風呂 数十秒~2、3分
外気浴 5~10分
と言われています。
個人差はありますが、だいたいサウナに入って心拍数が通常の2倍になる時間、
その心拍数が水風呂に入って、正常に戻るぐらいの時間だと言う事です。
このセットを繰り返していくと、脳と体はどんな状態になるのでしょう?
サウナに入ると、脳と体で起こる効果
サウナに入って得られる効果には、
脳疲労が取れる、集中力のアップやアイデアが湧きやすくなる、メンタルが安定する、
睡眠の質が上がる、目・肩・腰の疲労が取れる、肌が奇麗になる、やせやすくなる。
など様々な効果があると言われています。
では、なぜそのような効果が得られるのでしょう?
脳疲労が取れる
まずサウナ最大のメリット、脳疲労が取れるとはどういうことかと言うと、
脳を無理やり休ませることができる事と、脳の血流を増やして老廃物を押し出す事です。
サウナに入ると、体は極限に暑い状態に置かれます。
すると、脳では緊急事態と判断し、体が興奮状態の交感神経が優位に働きます。
また水風呂に入った時も、体が極限に冷たい状態になり、
これも緊急事態と脳で判断し交感神経が優位に働きます。
この時、脳ではどんなことが起こっているのでしょうか?
実は、めちゃくちゃ休んでいます。
体が危機的状況の為、脳を働かせている場合じゃないからです。
現代社会において、このように脳を休ませることは少ないようで、
脳のストレス解消になります。
また、脳の血流もサウナに入ることで体全体が温まり、
体温の上昇と共に体中の血流も良くなります。
この時、脳の血流も良くなります。
その後に水風呂に入ると、体の皮膚表面の細かい血管だけが一気に収縮します。
すると、体の中心の太い血管だけで血液を回すことになり、
脳を巡る血流が増え、脳の老廃物が押し流されると言う事です。
集中力のアップやアイデアが湧きやすくなる
ここでは、ややこしい脳波の話なので、
ちょっとめんどくさい方は、結論だけ読んでください。
結論として、サウナに入るとα波とβ波が正常に整います。
α波とは、
リラックスできる心への効果と、脳の活性化、記憶力や集中力、免疫力などの向上が期待できます。
β波は、
思考が活発で能動的になりやすい。仕事の生産性が向上しやすいです。
つまり、アイデアが湧きやすくなりひらめきやすくなります。
サウナによって、脳内で脳波が正常に整います。
脳波は、周波数によってα波・β波・θ波・δ波に分類されます。
リラックス状態ではα波
目覚めている時に通常出ている脳波はβ波
緊張や心配事がある時にもβ波が現れます。
θ波はまどろみの時に、δ波は熟睡中や無意識の時に現れます。
サウナに入るとα波の異常値が半減し、α波が正常値に戻ることで、
記憶力や集中力がアップします。
また、β波の数値が上がり、前頭葉が活性化し、味覚や発想力が研ぎ澄まされます。
さらに、δ波の数値が低下、頭がスッキリします。
以上の事が、サウナに入ると得られる脳波の効果で、
集中力UPやアイデアが湧きやすくなることに繋がります。
メンタルが安定、睡眠の質が上がる、目・肩・腰の疲労が取れる、肌が奇麗になる、やせやすくなる
その他様々な効果をまとめて解説します。
これらの効果が得られる理由として、
自律神経の正常化・血流UP・代謝UPの3つの理由があげられます。
自律神経の正常化
サウナ・水風呂で体は極限状態になり、緊急事態と判断して、交感神経優位の状態になります。
その後の外気浴を行う事で、体は一気にリラックス状態になり、
今度は副交感神経優位の状態に変わります。
この、サウナ・水風呂・外気浴のセットを数回繰り返すことにより、
交感神経と副交感神経の切り替えが激しく行われます。
すると、だんだんこの切り替えが上手になってきて、
自律神経が整うわけです。
自律神経が整うと、メンタルが安定します。
メンタルの安定は睡眠の質の向上にもつながります。
サウナに入ると75%の人に睡眠の改善が得られる結果も出たそうです。
血流UP・代謝UP
サウナに入ると体温が上昇します。
すると
血流が良くなり、汗もたくさんかきます。
すると
代謝がアップします。
このように血流と代謝がアップすることで、
目・肩・腰の疲労が取れる。
肌が奇麗になる。
やせやすくなる。
と言った効果が得られます。
ととのう とは?
究極のリラックス状態「ととのう」とはどういう事なのでしょう?
正しいサウナの入り方をすることによって、ととのうを体験しやすくなります。
では、ととのうとはどのようなメカニズムなのでしょう。
正しいサウナの入り方
サウナ→水風呂→外気浴
このセットを繰り返すことで、
脳と体で起こる事とは何でしょう。
まず、サウナ・水風呂で、
体が危機的状況になるため、交感神経が優位になります。
この時、脳内では、アドレナリンやエンドルフィンが分泌されます。
アドレナリンは、鎮痛作用・集中力UP・頭が冴える効果があり、
エンドルフィンは、多幸感・高揚感などが得られます。脳内麻薬とも呼ばれて、快感を得られる。
次に外気浴になり、
体は一気に副交感神経優位に変わりリラックス状態になります。
この時、脳にはまだアドレナリンとエンドルフィンが数分間は残っているので、
体はリラックスで頭は冴えている状態。
これが「ととのう」状態と言われています。
最高の気持ちよさを感じながら、頭が冴えわたる不思議な状態。
ただ、この状態は、アドレナリンとエンドルフィンが2~3分で半減してしまうので、
長くは味わえません。
ぜひ、サウナの正しい入り方を実践して、
サウナの効果、メカニズムを理解し、
この「ととのう」を体験してみてください。
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